utility / 効用

分野	ナノバブルメリット	活用例
洗浄分野	負荷の低減	トイレ洗浄、生産ライン洗浄、半導体ウエアの洗浄、配管汚れ除去、など
環境分野	負荷の低減	土壌浄化、地下水浄化、工場排水処理、凝集SSの浮上分離、など
産業分野	技術革新・効率化・コストダウン	油脂中に気体封入することによる燃料革命 乳化作用。　精密剥離、分離技術革新、など
農業分野	高付加価値な商品作り	農作物の成長促進・収量増加、病気予防、 鮮度保持、生産管理、など
水産分野	高付加価値な商品作り	水産物の成長促進・収量増加、養殖環境改善、鮮度保持、など
食品分野	高付加価値な商品作り	鮮度保持、酸化防止、風味の付与、香りの付与、乳化作用など
医療分野	新規医療技術・医療効果の増進	局部治療、血行促進による治癒力増加、 殺菌・滅菌、など
美容・健康分野	効果の増進	温泉（気泡風呂）、洗顔・頭皮洗浄、ナノテク化粧 品、シャワーヘッド、など
その他	－	日雑品他への活用

ナノバブルに封入可能な気体とその機能

●ナノバブル（マイクロバブル）の気泡には様々な気体を封入できる。　（現在研究が進んでいる）

気体	機能	採用の状況
酸素	農作物育成、微生物活性、魚の養殖	多い
オゾン	殺菌、高度水処理	やや限定的
二酸化炭素	炭酸泉、中和処理、医療	やや限定的
空気	洗浄、養殖、香りの封入	最も多い
水素	血行促進、医療、美容	やや限定的
窒素	食品加工、鮮度保持	やや限定的

 

ナノバブルとマイクロバブルの優先性

●ナノバブルのみを直接生成可能なのは当方式のみ。
●ある種の機能（例えば洗浄など）は、マイクロのほうが洗浄効果があると謂われている。用途別に、効果測定を
　　実証する必要がある。

種類	発生原理	主な発生方式
マイクロバブル	液体の流動を伴う	旋回液流式、エジェクター式、加圧溶解式、他
	液体の流動を伴わない	細孔式、回転式、超音波式、蒸気凝縮式、他
ナノバブル	マイクロバブルと同時生成	高速旋回液流式、加圧溶解式、 気液混合せん断方式
	ナノバブルの直接生成（液体の流動性を伴わない）	微細孔式、超音波静流方式